本文へスキップ

風力発電ビジネスを「リスクの低い事業」にするために

Windconnect.co.,Ltd

環境省風況マップの実用性

マップの空間メッシュの問題点

風況観測を行う前に、どの場所で風力発電事業ができそうなのか?この検討段階ではNEDOや環境省から提供されている風況マップが一般的に利用されています。
(NEDO局所風況マップ、環境省風況マップ)
※この他海外の3TIER社の風況マップもあります

NEDO局所風況マップ(風況観測について) 環境省風況マップ(風況観測について)
 NEDO局所風況マップ 環境省風況マップ 
 高さ30m,50m,70m 高さ80m 
 風況のほか、風速出現率を算出するワイブル係数も提供されている  kmzファイルで提供されGoogle Earth等に反映して閲覧できる


新規風力参入事業者もこのマップを元にサイトを探しているケースが多いようです。
しかし、この風況マップだけで事業検討できるものでしょうか?
更に近年、小型風車{20kW未満}が固定価格買取制度{FIT}で55円/kWhというFITの中で最も高い価格に設定されていることから、小型風力ブームとなり、分譲販売なども始まっています。
その際に風況観測を行わず、NEDO局所風況マップや環境省風況マップを元に事業性を見ているケースが散見されます
風況マップは実測では無く気象モデルなどから作成されていますが、ここでは専門性がかなり高い話になりますので割愛し、風況マップの空間メッシュの大きさについて説明します。

環境省風況マップは高さ80mにおける空間解像度500m四方となっているため、風況は500m☓500mの範囲内が一律となります

しかし、実際の地形は500m☓500mの間に様々な起伏があったり、土地利用(畑、山林、住宅地等)が異なるため、その範囲内でも風況は異なります。

このような理由から環境省風況マップ等の気象モデルベースの風況マップにのみ依存はリスクを伴います。

サンプルとして
環境省風況マップ(空間解像度500m☓500m)と風況観測データを元に風況シミュレーションソフト{RIAM-COMPACT}を用いて作成した風況マップの比較を図示します

 環境省風況マップの空間解像度
 環境省風況マップ
(マップのカラーの透過度等を修正しています)
 RIAM-COMPACT(CFD)による風況マップ
 風況観測データを元にRIAM-COMPACTで作成した風況マップ
地形データ 10mメッシュ・解析解像度 約20m


このように500m☓500mの空間内でもかなり風況が異なっている事がわかります。特に山岳地形ではこの傾向が顕著にでます

風力発電は20年に渡るビジネスで、風車は移動できません。このため、風況が正しいか否かが、事業の命運を決めますので、適切な風況観測を推奨します



ドップラーソーダ風況観測装置
ドップラー式観測装置

RIAM-COMPACT(風況シミュレーション)
RIAM-COMPACT


3TIER 風況情報サービス

NERI(風力発電コンサルティング)
新エネルギー総合研究所 一般社団法人日本風力協会(JWPA)

ウィンドコネクト株式会社